2005年10月18日

VMWare を使ってみる2

さて、VMWareのインストールが終わったら実際に起動してみましょう。
1つだけ設定したほうが良い所があります。
NICの設定です。自宅の環境にルーターがある場合は Bridge (初期値)
で構いません。
しかし職場の環境などで利用する場合に VM側の設定が優先されてしまい
VMしかネットに繋がらない(基のOSは遮断されている)という状況になる
場合があります。私の場合は自宅ではVMを何個起動しても大丈夫ですが
職場のPC等に導入してテストしてみた所上記のような現象になってしまった。

VMのネットワーク接続種類
・ブリッジ(Bridged)ネットワーキング
・ネットワークアドレス変換(NAT)
・ホストオンリー(Host-Only)ネットワーキング

ブリッジネットワーキングの場合はホストOSで使用しているIPアドレスの
他にゲストOSにもIPアドレスが必要になる。
しかしVMをインストール時にVMWare DHCP や VMWare DNS Service などが
インストールされ仮想的にプライベートネットワークを構成する事ができる
だが、少々厄介なので分かる人は個別にIPを振った方が良いかもしれない。

そしてホストOSのIPアドレスのみで構成するにはNATまたはHost-Onlyを使う。

vm0.jpg

さて、、、私の場合職場ではどちらか一方からしかアクセスできないという
状況に陥ったわけだが原因としてはこうだ。

VMWareをインストールすると NAT 用と HOST Only用の2つの仮想ドライバ
がインストールされる。ネットワークのプロパティを開くと
「VMware Network Adapter VMnet1」というのが2つできているはずである
これらの仮想ネットワークドライバは既にIPが振られている状態であり
実際にVMを起動せずに仮想NICカードに対しPINGを撃っても通ってしまいます。
なんとなく分かったと思う人が多いと思いますが・・・。
HOT SPOTなどの環境の場合 ちゃんとDNSなどを登録してやれば恐らく両方
から使えるようになると思う。

ただ、仮想ネットワーク同士はもちろん繋がるので特に必要ないかもしれ
ない、この場合は 3番目のHOST ONLY構成でも良いだろう。

準備が出来たらいよいとLinux をインストールしてみよう!

vm1.jpg

次からLinux 編になります。



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